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セセラギとサエズリの部屋
はやく会いたい?こちらからどうぞ!
二人は川のせせらぎと鳥のさえずりが聞こえる穏やかな山奥の小屋で、
一緒に育ちました。
実は彼女たちは裕福なお屋敷の生まれなのですが、
物心もつかない幼い頃に捨てられることになり、
記憶も名前もないまま大きくなりました。
そんな彼女たちを拾うことになったのは、現在の小屋の持ち主さんでした。
小屋の持ち主は彼女たちに名前を与えることはしませんでしたが、
目一杯彼女たちを愛情を与え、育てて来ました。
そんな家主は今、永遠の眠りについています。
家主の死後、名前も知らない二人は屋敷に残された本を読みました。
本の一説に合った、「愛する者に名前を贈る」ことを知った彼女たちは
お互いに「カワノセセラギ」「トリノサエズリ」と名を贈り合いました。
生まれも血のつながりも知らない二人の少女。
彼女たちは互いに名を与え合い、支え合いながら、
今も静かに山奥の小屋で過ごしています。
そんな彼女たちは今日も誰にも知られずに歌を歌います。

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